2018年12月26日水曜日

イレオストミー


2回目の直腸の手術の後、傷口を休めるために一時的に人口肛門を3ヶ月間使っていました。人口肛門というのは話に聞いていましたが、まさか自分がするようになるとは思ってもいませんでした。私の人口肛門は回腸につくられたもので、水様便が出るというものでした。手術の2日後には、人口肛門専門の看護師さんが来て、パウチの交換の仕方を教えてくれましたが、最初は自分の右側のおなかから出てる腸を見るのが怖くて仕方ありませんでした。時間がたつにつれてそれが愛おしく思えるようになってきたので、不思議なものです。イレオストミーの間は食事制限がありましたが、排便の問題が無くなったので、気持ち的には随分楽で、久しぶりに映画を観に行くこともできて、嬉しくて涙したのを覚えています。人口肛門を閉じるときには、腸に本当にありがとう、中に戻ってもよろしくという気持ちでした。





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